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宿命の交わるところ――秋田の場合/Port観光リサーチセンター


141002_port_omotes宿命の交わるところ――秋田の場合
Port観光リサーチセンター

秋田の様々なメディア(TV、ラジオ、新聞、雑誌……)上で同時多発的に「占い」をテーマとした番組/記事が発表される!ローカル・メディアの「情報の流れ」を演出する、「メディア・インスタレーション」の試み。

演出家・高山明率いるリサーチ・ユニット「Port観光リサーチセンター」が秋田に根ざすローカル・メディアとタッグを組み、「秋田」、そこに暮らす人々の「宿命」を「占い師」を媒介(メディエーター)として浮かび上がらせます。会期中に発表される「占い」にまつわる番組/記事は展示スペースで順次インストールされ、観客は複数のメディアが取り上げる「占いを通して見た秋田」を、まるで星座の配置のように鑑賞することができます。また、会場の一角を利用し、占い師による特別出張占いを行います。

【開催概要】
日程│2014年10月18日(土)-11月3日(月)
展示会場│イーホテル秋田 AD 1階(秋田県秋田市大町2-2-12)
開場時間│16:00-20:00(土日祝11:00-19:00)
入場無料 *占い体験は有料

【オープニングイベント】
日時|10月18日(土)13:00-14:30
場所|ココラボラトリー(秋田市大町3丁目1-12 川反中央ビル1F)

【クロージングイベント】
日時|11月3日(月・祝)14:00-14:15
場所|イーホテル秋田 AD 1F(秋田市大町2丁目2-12)
*会場よりラジオ生中継(ABS放送 936kHz〈秋田市周辺〉)

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【ステイトメント】
「私にとって秋田はなによりも土方巽の故郷であった。最初の訪問時に土方のご親戚の方にお会いし、彼の生家跡や子供時代の遊び場を案内していただいた際は静かな興奮を覚え、この土地に向きあいたいと強く思った。その後、地元の方から、秋田県の自殺率は十数年一位であること、また借金返済率とNHK受信料支払い率もトップであるというお話を伺った。土方巽の凄さは肉体が「器」になってしまうこと、つまり超人的な“受動性”にあると考える私にとって、秋田の人々のそうした統計的特徴は、宿命を“受け流す”ことなく、しっかり“受け止める”姿としてイメージされるようになっていった。そんななか、上述の土方のご親戚の方が占いを生業にされている事実を知った。すると土方巽と宿命と占いが秋田という土地で改めて出会い、交わり、渦を巻きはじめたように感じられた。占いにフォーカスすることで、個人の宿命と秋田の宿命が交わるところを探っていけたらと思う。」
— 高山明

【Port(ポルト)観光リサーチセンターとは?】
高山明を中心に国内外で活動する演劇ユニットPort Bから発展したリサーチ・ユニット。プロジェクトに応じて、リサーチャー、編集者、プロデューサー、デザイナー、プログラマーなど専門スキルを持ったメンバーで構成される。Port Bでの演劇実践を経て培われた「演劇的思考」をリサーチ手法に応用し、都市に蓄積された膨大な歴史や事象、情報を独自の視点でサーベイし、その成果を再編集し発表する。2013年より一般社団法人として法人化。

【主催】秋田市中心市街地アートによる賑わいづくり実行委員会
【構成団体】秋田県、秋田市、秋田公立美術大学、秋田商工会議所、仲小路振興会、広小路商店街振興組合ほか
【後援】秋田公立美術大学
【リサーチ・製作】一般社団法人Port観光リサーチセンター
高山明(演出家、アーティスト)
林立騎(翻訳者、リサーチャー)
田中沙季(制作、リサーチャー)
相馬千秋(アートプロデューサー)
影山裕樹(編集者)
猪股剛(プロジェクト・アドバイザー)
プロデューサー:岩井成昭(秋田公立美術大学)